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コンパクトカー、エコや低燃費と叫ばれクルマがつまらなくなった等と言われて久しいケド、そう・・・でも・・・ないんじゃない?

それは確かに90年代からイッキに花開いたハイパワースポーツ車に比べたら、おとなしい印象のクルマが多い。ケド、エコ&低燃費のクルマだって性能をググっと引き出してやれば楽しさは無限大!より効率の良いメカニズムを搭載した現代のクルマ。
すこし視点を変えてやると新しい面白さに気付くはずだ。

実際にエコなコンパクトカー、ノーマルでだって充分にサーキット走行を楽しめる。でも、よりクルマとの「シンクロ率」をアゲて一体感を楽しむ為に少しずつモディファイを加えていくのもまた楽しみのひとつなのだ。
とはいえナンでもカンでも付けりゃ良い、交換すれば良いってモンでもない。
ノーマルでも充分な物だってあるし、無駄なパーツは要らない、ドライバーのスキルによってチョイスするパーツも違ってくる。そんなコトを加味して、一例として日産マーチのパーツチョイスに一言申し上げたい。
※NON団HPはノンスポンサード!言いたい事、ハッキリ言わせてもらいます!

日産マーチ、日本を代表するコンパクトカーの代名詞的なクルマだ。
現行型はK13と言われる超低燃費を誇るエコなクルマだけど、NON団ではコストパフォーマンスに優れるK12・K11が多い。K11とK12は名前こそ同じマーチだが車両のパーツ互換は殆ど無い。全く別物のクルマと言っていい。
どちらもそれぞれの長所・短所があり甲乙付けがたいが、タマ数の多さで言えばK12か。

NON団に限らず、サーキット派、なかでもタイムアタックやレースをメインに使うならK11をチョイスする人が多い。理由は改造メニューの豊富さとシャープなハンドリング、レスポンスの良いエンジンに軽量ボディで格上のマシンを向こうに張って競い合うことも出来るからだ。ちなみにNON団最速のK11(自然吸気1.3リッター)は筑波コース1000で41.6秒という驚愕のタイムをマークしている。
無論それなりのコストと相応のウデを要求されるので万人向けとは言えないが「俺のマシンは俺スペシャル」という方には最適だろう。
NON団競技部車両も永くK11で戦い酸いも甘いも知り尽くしている。2013年シーズンはK12(M組)/K11(S組)の2台体制で戦う予定。

K12マーチは2002年から2010年まで生産・販売された、いわゆるイッコ前のモデル。日産Bプラットフォームと呼ばれる基本骨格を持ち、キューブやノート等の兄弟車と構造を共有化したクルマだ。現在街を走るマーチの殆どがこのK12マーチであり、残念ながら特別感は皆無だが、ホットモデルとして「12/15SR」というスペシャルグレードが存在する。最近の日産では珍しく気合の入ったチューニングが施されており可愛らしい外観とは裏腹に実に気持ちの良い走りが楽しめる。

しかしこのK12マーチ(12SRを含めても)、K11マーチほど熟成の進んだモディファイは確立されていないのが現状だ。NON団が挑む1/1000秒の世界「速い」マーチの造り方を次項から紹介していこうと思う。



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